このサイトについて


世界中に存在するダムの数はおよそ36,000、日本には建設中計画中のものまで含めると約3,500のダムがあり、中国、アメリカに次いで世界で第3位のダム保有国なのだそうです。こんなに狭い国土に世界の約1割のダムが存在するという事実が示すように、ダムは私たちの身近にたくさんあるのです。さあ、そこのあなたもダムの深い魅力に思う存分、どっぷりと浸かってみませんか。


1. 主旨

このサイトは、日本にも数多く存在する貯水施設である「ダム」を、画像とデータをもとにできるだけ詳細に記録しようと製作しているものです。ダムにはその目的や建設地点の地形などによって様々な形式があり、また当然のことながら規模もいろいろです。観光地化された巨大なものから、人知れず山中にひっそりと佇む小さなものまで、全て含めると日本国内だけで数千にものぼるのですが、「ダム」と名のつくものは全て取材対象であり、私のライフワークとしてなるべく多くの場所に行きたいと考えています。
ただ、ダムと言えばその建設に伴って多大な犠牲が払われることは周知の事実です。「公共事業」の名のもとに自然に手を加え、莫大な費用と時間をかけて建設されるものだけに、最近は特に非難の対象にもなっています。私としても全てのダム建設に諸手を挙げて賛成するわけではないのですが、決して不必要なものばかりだとも思っていません。実際、ダムがなかったら蛇口をいくらひねっても水が出ない地域はたくさんあるのですから。
このサイトでは、ダムの是非ということはとりあえず無視して、私がダムに感じている大きな魅力である「自然の中に巨大な人工物が突如出現するという非日常感」をお伝えすることをメインテーマとしています。また画像も、このサイトのタイトルである「ダムサイト」つまりダム堤本体、そして水の通り道である洪水吐、放水ゲートにこだわって撮影、掲載しています。
私は専門家ではありませんし、ダム建設にも関係していません。ダム建設についての抗議、苦情などのメールは受け付けませんので、ご理解の程をお願い致します。もちろんサイトの不備、構成に対する苦情などは謹んでお受けします。


2. サイトについて

表示確認はNetscape4.0/Macintoshで行なっていますので、なるべくNetscapeでご覧ください。また、IEでご覧の際はフォントサイズをいちいち「小」にしないと正しく表示されない場合があるようです。
リンクはフリーですが、リンクしてくださった際はご一報いただけると嬉しいです。またリンクは必ずトップページ(http://damsite.m78.com/)にお願いします。
よろしければリンクバナーもどうぞ→(100*25、22k)
またページの性質上、こちらからのリンクは同様の主旨で製作されているページ(ダムに限らず)を中心とさせていただきます。相互リンクにはお応えできない場合がありますので予めご了承ください。
画像はすべて直接現地に赴き立入許可のある場所で撮影、データについては現地の案内板などを参照し、不足分はネット上や図書館で資料を閲覧、取得しています。可能な限り出典を明記しますが、問題がある場合はご一報くだされば修正もしくは削除いたします。またサイト内のデータやコメントに間違いがあれば遠慮なくご指摘ください。
ところで、どなたか「ダム年鑑」のなるべく新しいものを譲ってはいただけませんか。
サイトに使用されている文章、画像の著作権は萩原雅紀にありますので、無断転載はお断わりします。またトップページ以外へのリンク、画像への直接リンクもお断わりします。
このサイトはダムの施工者や管理者とは一切関係ありません。サイトの内容について当該機関へのお問い合わせはしないようお願いします。
ダムは楽しい場所ですが同時に危険な場所でもあります。ダム見学の際は安全に十分配慮してください。万一事故に遭われてもサイト管理者はその責を負いません。


3. ご紹介メディア

Yahoo!Japan今週のオススメ2005年8月15日号「大人の自由研究特集」にて紹介していただきました。
ニフティ株式会社のポータルサイト、「デイリーポータルZ」2004年5月23日の特集「ダムめぐり」にて「ダムツアー」の模様を紹介していただきました。
株式会社アーティストハウスパブリッシャーズ刊/「EYESCREAM」創刊号(2004年4月1日発売)にて紹介していただきました。
鳩ヶ谷市水道部の広報誌「水滴」第11号(2003年3月1日発行)に写真提供させていただきました。
株式会社大洋図書刊/「net bum」(2003年1月6日発売)にて紹介していただきました。
株式会社光文社刊/「FLASH」2002年7月30日号の特集「日本のダムはムダか!?」に写真提供させていただきました。
株式会社三才ブックス刊/「B-GEEKS Vol.7」にて紹介していただきました。
財団法人河川情報センター発行/「PORTAL」2002年7・8月合併号にて紹介していただきました。
日本経済新聞2002年5月17日夕刊にて紹介していただきました。
株式会社文溪堂刊/「小・中学生のインターネットで調べ学習」に掲載していただきました。
そのほか、企業や学校の出版物などにいくつか写真提供させていただいています。


4. 作成者について

萩原雅紀/Masaki Hagiwara

初めて自分の足で歩行したのが多摩川上流の小河内ダムだったせいか、小さな頃から水の流れる場所が好きで、砂場や庭に溝を掘り水を流して遊んでいました。年令を重ねるとともに人工的な場所、特にコンクリートで固められた水路に癒しを感じるようになり、お気に入りの場所は東京新宿区、西武新宿線下落合駅近くの神田川と妙正寺川が平行交差する場所でした。運転免許を取得すると行動範囲も広がり各地のダムへ足を伸ばすようになりました。同時にインターネット上でダムを追ったホームページがなかなか見つからなかったこともあり、ならば自分が作ろうとデジカメを購入して本格的にダムの取材を開始し、ホームページを開設することになりました。
もしこのサイトをご覧になって、少しでも興味を持たれた方がいましたら実際にダムへ出かけてみることをおすすめします。ひとりでも多くの方がダムを訪れ、ダムについて考える機会が増えればと思います。

岸利ダム(多摩川/多摩川水系)センターコア型ロックフィルダム


2001/07/11 Ver. 1.2