ダム名 松ヶ房ダム(まつがぼうだむ)
ダム形式 センターコア型ロックフィルダム
河川名/水系名 川平川/宇多川水系
所在地 福島県相馬市山上松ヶ房
着工年/完成年 1978年/1997年
用途 灌漑用水
堤高 46.0m
堤長 242.5m
堤体積 756,000m3
総貯水量 9,710,000m3
有効貯水量 9,200,000m3
ダム湖名 宇田川湖
松ヶ房ダムは福島県が平成9年に完成させた灌漑用水補給のためのロックフィルダムです。建設地点は福島県と宮城県の県境が入り組んでいるところで、ほぼ南北に伸びる堤体の真ん中を県境が通過し、管理所が設置された南側が実は宮城県であるという、ちょっと不思議なエピソードを持っています。貯水池も大部分は宮城県の領地ですが、水が流れて行く先は完全に福島県なので、建設にあたっては宮城県側との折衝にだいぶ骨を折ったものと想像されます。このサイトでは、県境にまたがっているダムについて通常は管理所のある方を所在地としていますが、このダムに関しては福島県が建設、管理しているので左岸の福島県側を所在地としています。
堤体は直線的なロックフィルダムで、堤高46mという数字よりは巨大に見えます。右岸側に自然越流式の洪水吐と表面取水設備と思われる建物が設置されているほかは何もないシンプルな造りです。堤体上は自由に通行できる歩道になっていて、ちょうど真ん中付近に県境の看板が埋め込まれています。駐車場は右岸側左岸側両方に整備され、周囲も公園のような雰囲気です。あと、これはマニアックな視点ですが、付近にあまり高い樹木がないので堤体の写真が撮りやすい、ということも重要なポイントとして挙げておきます。