ダム名 田子倉ダム(たごくらだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 只見川/阿賀野川水系
所在地 福島県南会津郡只見町田子倉
着工年/完成年 1953年/1958年
用途 発電
堤高 145.0m
堤長 462.0m
堤体積 1,949,000m3
総貯水量 494,000,000m3
有効貯水量 370,000,000m3
ダム湖名 田子倉湖
新潟県の小出町から国道252号線を福島県の只見町方面に進んでいくと、通称「六十里越」と呼ばれる険しい峠道がありますが、そこを越えると目の前に雄大な湖が広がります。この湖を造りだしたのが昭和33年に完成した田子倉ダムで、総貯水量は上流にある奥只見ダムに次いで国内2位、その目的である水力発電は最大出力38万kwと、最近までダム式発電所として日本一の出力を誇っていました(現在は奥只見発電所が増設されたため2位)。
堤体はとてもとても巨大な重力式コンクリートダムで、下流の町中からも見えるという、完全にこの一帯のランドマークと言えるほどの存在感です。放流設備はクレスト部に非常用洪水吐のラジアルゲートが4門、堤体中部にコンジットゲートからの放流口も持っていますが、発電用として毎秒420tもの水を処理できるためほとんど使われることはないそうで、発電所の方の話によると過去にクレストゲートが使われた時は下流で洪水が起こったそうです。もちろん流入量以上の放流はしない前提ですが。
ダムの駐車場付近には商店、レストランなどが立ち並んでいて立ち寄る人も多く、観光地としての役割も十分に果たしています。湖畔からは遊覧船も出ています。広い堤頂部も解放され自由に見学ができますが、残念ながら奥只見ダムと同じくゲートの手前で立入禁止になってしまいます。しかし、ダム直下の発電所は随時見学を受け付けており、案内をお願いすれば発電所内部のほか、巨大なダムを真下から見上げられるポイントに連れて行ってもらうことができます。