ダム名 横川ダム(よこかわだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 太田川/太田川水系
所在地 福島県南相馬市原町区馬場字滝
着工年/完成年 1975年/1984年
用途 灌漑用水/工業用水
堤高 78.5m
堤長 200.0m
堤体積 273,000m3
総貯水量 13,650,000m3
有効貯水量 12,750,000m3
ダム湖名 横川貯水池
福島県浜通りの街、原町市(平成18年1月より南相馬市となったようです)の南部を流れる太田川に建設された横川ダムは、農業用水と工業用水の確保を目的として建設された堤高約80mの重力式コンクリートダムで、昭和59年に完成しました。堤体のデザインは自治体の管理するダムらしいコンサバティブな重力式ダムで、放流設備としてはクレスト部に非常用洪水吐のラジアルゲートが2門設置され、さらに農業用と工業用に取水ゲートが別々に設けられています。このあたりキッチリ分けているところが、さすが縦割りのお役所的な感じを醸し出しています。ちょっと面白いのは減勢工の構造で、取水口から流れ出た水がこの上に落ちる仕組みになっているのですが、なぜか一旦手前の堤体下方向に流れ落ちるような構造になっています。この意図はよく分からないのですが、僕は初めて見た構造でした。
どうやらこのダムは見学者を想定していないようで、ダムの入口は車止めが設置されていました。仕方なく近くの空き地に車を停めて徒歩で管理所を訪ね、一応職員の方に許可をもらってから見学しました。帰り際駐車場に向かって歩いていると、土手の上の方に伸びる階段を発見。登ってみるとダムを上から見下ろせる広場があり、展望台のような感じの場所になっていました。さらに上に向かって伸びる道があり、どんどん登っていくと最後にまた階段。息を切らせながら階段を登ると、そこは何かのアンテナ施設のようでした。最終的にダムは見えなくなってしまい疲れましたが、見晴らしはまずまずだったので良しとしました。