ダム名 徳山ダム(とくやまだむ)
ダム形式 センターコア型ロックフィルダム
河川名/水系名 揖斐川/木曽川水系
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町東杉原
着工年/完成年 1971年/2007年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/工業用水/発電
堤高 161.0m
堤長 427.1m
堤体積 13,700,000m3
総貯水量 660,000,000m3
有効貯水量 380,400,000m3
ダム湖名 徳山湖
総貯水量6億6千万立方メートルという日本最大の貯水池を造り出した徳山ダムは、1959年の伊勢湾台風を契機に計画され、さまざまな紆余曲折を経て2000年に本体工事を開始、2008年に完成した多目的ダムです。型式はセンターコア型ロックフィルダムで、堤高161mはあの奈良俣ダムを抜き、ロックフィルでは高瀬ダムに次いで国内2位、全体でも3番目の高さを持っています。リップラップはやや濃い目の色の石が並べられ、堤体は全体的にグレーがかった印象。放流設備は非常用洪水吐のラジアルゲートが4門と常用洪水吐の高圧ラジアルゲートが2門、堤体の右岸側に設置されており、そこから巨大な導流部が堤体に沿って下に伸びています。また、左岸側には選択取水設備があって、堤体近くの湖面に建つ塔の中に多段式ゲートが格納され、そこから導水管で下流に放流されます。
2008年4月、堤体の完成後に徐々に水を貯めて安全性や機能の確認を行う試験湛水が満水を迎え、その締めくくりとして非常用洪水吐からの試験放流が実施されました。これによって約半世紀に渡る巨大建設プロジェクトはひとまず完了、今後は中京地域を守る水がめとして、いよいよこのダムの真価が問われる実戦が始まったわけです。