ダム名 飯田ダム(いいだだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 飯田川/那珂川水系
所在地 茨城県笠間市飯田
着工年/完成年 1974年/1991年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水
堤高 33.0m
堤長 219.5m
堤体積 72,000m3
総貯水量 2,440,000m3
有効貯水量 2,240,000m3
ダム湖名 笠間湖
笠間市の北に位置する飯田ダムは、主に洪水調節と上水道用水の確保を目的として茨城県が建設した重力式コンクリートダムで、1991年に完成したばかりのまだ新しいダムです。
堤体は高さと比較して幅が非常に広く、堤頂部にはその幅いっぱいに自然越流式の洪水吐を備えています。また中央部にも放流口が開いていますが、これにゲートがあるのかどうかは確認できませんでした。そのほか表面取水設備からの利水放流口も装備しており、この日もそこから放流していました。
ダム湖の笠間湖に直接流れ込む河川は少なく、普段は貯水量も少なめですが、近くを流れる涸沼川と導水管で結ばれており、洪水時は涸沼川の水を一旦貯めて洪水調節を行なうようです。ダムの周囲は、遊歩道が設置されていたり水際まで降りられる場所もあるので、散歩やジョギングのコースとして利用している人が多いようです。