ダム名 相模ダム(さがみだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 相模川/相模川水系
所在地 神奈川県津久井郡相模湖町
着工年/完成年 1938年/1947年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/灌漑用水/上水道用水/工業用水/発電
堤高 58.4m
堤長 196.0m
堤体積 174,000m3
総貯水量 63,200,000m3
有効貯水量 48,200,000m3
ダム湖名 相模湖
相模ダムは、日本で最初の多目的ダムとして、神奈川県の中央を縦断している相模川上流に1947年(昭和22年)に完成しました。
ダム計画が決定されたのが1938年(昭和13年)、そのわずか2年後の1940年(昭和15年)に着工されました。当時は戦争気運が高まっており、下流の軍需工場の拡張などの目的が重なっていたようです。工事は戦時中のため、資材不足が深刻でしたが強制連行された朝鮮人労働者、学徒動員、地元民などの力によって着工から7年の歳月を経て完成しました。完成時には既に終戦していましたが、下流の相模原市や厚木市の発展に貢献し、東京オリンピックの際にはカヌー競技の会場となっています。
身近なダムですが、調べると意外と重い歴史を背負っていました。
堤体は中規模の発電用ダムといった感じで、ほとんどローラーゲートが水をせき止めている状態ですが、何と言ってもダムの規模に比べて貯水容量が非常に大きいことに驚きます。水没地は美しい水田を持つ広大な農地だったらしく、同時にダム建設にも適していたということでしょう。
ダムの直下には相模発電所がありますが、よく見るとジェットコースターのような坂のあるトロッコらしきレールがあります。これはいったい何なのでしょうか?