ダム名 竜門ダム(りゅうもんだむ)
ダム形式 重力式コンクリート・フィル複合ダム
河川名/水系名 迫間川/菊池川水系
所在地 熊本県菊池市大字竜門
着工年/完成年 1970年/2001年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/灌漑用水/工業用水
堤高 99.5m
堤長 620.0m
堤体積 1,074,000m3
総貯水量 42,500,000m3
有効貯水量 41,500,000m3
ダム湖名 班蛇口湖
竜門ダムは国内最大規模の重力式コンクリート・フィル複合ダムで、熊本県北部地域の洪水調節と、農業、工業用水の確保などの目的で建設され、2001年に完成したばかりのまだ新しいダムです。スペックは堤高が重力式部分99.5m、ロックフィル部分31.4mで、堤長は重力式部分380m、ロックフィル部分240m、合わせて620mというかなり巨大な堤体です。ロックフィル部分は右岸側の尾根の高さ不足を補うように設置され、やや角度をつけて重力式部分に連結されています。
放流設備はすべて重力式部分にあって、クレスト部に自然越流式の非常用洪水吐がずらりと口を開けて並び、それより1段階低い位置に自然越流式の常用洪水吐が1つだけ口を開けています。これにより洪水調節の最後の段階は自然調節式で行われているものと思われます。そのほか、重力式部分の中央付近にコンジットゲートからの放流口が2つ開いていて、上流側には巨大な選択取水設備も設置されています。貯水池の水は効率的な運用を図るため、隣を流れる菊池川や約10km離れた下筌ダム上流部から導水路で水が流れ込んできます。逆に菊池川の水量を補うために竜門ダムから菊池川に水を流すための水路もあります。
最近完成した巨大ダムだけあってダムサイト付近は非常に整っていて、駐車場や資料展示館はもちろん食事やお土産の店もあります。湖畔には様々なレジャーに対応できる設備もあり、行楽地として訪れても十分楽しめる場所ではないかと思います。