ダム名 | 岩瀬ダム(いわせだむ) |
ダム形式 | 重力式コンクリートダム |
河川名/水系名 | 岩瀬川/大淀川水系 |
所在地 | 宮崎県西諸県郡野尻町大字東麓 |
着工年/完成年 | 1963年/1967年 |
用途 | 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/発電 |
堤高 | 55.5m |
堤長 | 155.5m |
堤体積 | 94,400m3 |
総貯水量 | 57,000,000m3 |
有効貯水量 | 41,000,000m3 |
ダム湖名 | 野尻湖 |
岩瀬ダムは、宮崎市内を流れる大淀川の洪水調節と発電の目的で建設が進められ、昭和42年に完成した堤高約55mの重力式コンクリートダムです。このダムは山間部というより丘陵地帯に設置されていて、堤体の規模と比べると非常に大きな貯水容量を持っています。湖のほとりには「のじりこぴあ」という観光施設が設置されていて、イメージキャラクターであるたくさんのカエルに歓迎され、スポーツやキャンプ等のレジャーが楽しめるようです。 堤体上は一般道になっているため、クルマを停める場所さえ確保できれば徒歩でゆっくり見学することができます。ダムサイトは左岸側にかなり大きなダム管理所がある以外には特に何もありません。堤体を渡って右岸側の道を少し下流に進むとダム直下の発電所に続く道があり、途中で門が閉ざされているものの、堤体の下流側を正面から眺めたり仮排水トンネルの跡を見つけることができます。 放流設備は縦長のクレストラジアルゲートが2門と発電用取水口を兼ねている選択取水設備が設置されています。下流側から堤体を見ると、発電所に向かって堤体から太い導水管が伸びていて、かなり無骨な印象です。 |