ダム名 岩屋戸ダム(いわやとだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 耳川/耳川水系
所在地 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良
着工年/完成年 1938年/1942年
用途 発電
堤高 57.5m
堤長 171.0m
堤体積 145,000m3
総貯水量 8,309,000m3
有効貯水量 6,358,000m3
ダム湖名 岩屋戸貯水池
九州の秘境、椎葉村の入口に位置する岩屋戸ダムは堤高58mの発電専用重力式コンクリートダムで、太平洋戦争開戦直後の昭和17年に造られた非常に歴史のあるダムですが、すぐ上流に上椎葉ダム、下流に塚原ダムと、九州でも特に有名なダムに挟まれているせいか、その存在感の薄さは否めません。
堤体は塚原ダムをそのまま小型にした感じで、クレスト部にラジアルゲートが8門設置されているのも塚原ダムに準じています。すべて直線的に構成されている塚原ダムに対し、岩屋戸ダムは導流壁が地形に合わせてなだらかにカーブを描いていて印象を変えています。
完成から既に60年以上が経過し、表面のコンクリートは色合いも質感もかなり年季が入ってきています。耳川下流のダムが徐々に改修工事を受けてきているので、このダムにもそろそろリフレッシュの手を入れてあげてはどうかと思います。まさか九州電力からはその存在を忘れられてはいないと思いますが・・・。