ダム名 奥裾花ダム(おくすそはなだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 裾花川/信濃川水系
所在地 長野県上水内郡鬼無里村大字鬼無里
着工年/完成年 1972年/1979年
用途 洪水調節、防災/上水道用水/発電
堤高 59.0m
堤長 179.0m
堤体積 152,000m3
総貯水量 5,400,000m3
有効貯水量 3,300,000m3
ダム湖名 奥裾花貯水池
長野県北西部、裾花川の上流域に長野県によって建設された奥裾花ダムは堤高59mの重力式コンクリートダムで、下流の裾花ダムと同様、洪水調節と上水道用水の安定供給、そして発電の目的で1979年に完成しました。
放流設備はクレスト部に非常用洪水吐として2門のラジアルゲート、中央部に常用洪水吐のコンジットラジアルゲートを1門装備し、利水放流設備としてハウエルバンガーバルブ1基、発電用の表面取水設備も備えています。取材日はこの表面取水設備の整備中で、最低水位よりもさらに1mも水位が下げられていたため、堤頂部から見ても湖底が露出しているところがありました。ちなみにダムはあまり積極的に公開していないような雰囲気なので、見学の際は管理所に連絡した方が良いと思われます。
一見何の変哲もない普通のダムですが、実は見学するためには何と入場料が必要です。というのも、このあたり一帯は奥裾花山岳公園に指定されていて、その中心である奥裾花自然園の入園料徴集所がダムの下流約1kmの場所にあるためです。自然園自体はダムから約10kmも上流なので、ダム見学だけが目的の者としてはかなり納得の行かないシステムです。入園料の一部がダムに貯まった土砂の除去費用に当てられるそうなので、ダム好きとしては自分もダムの維持に貢献しているんだ、と考えて心を落ち着かせるしかなさそうです。ただ、自然園は水芭蕉が咲く非常に美しいところらしいので、時間があれば行ってみて損はないでしょう。