ダム名 広神ダム(ひろかみだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 和田川/信濃川水系
所在地 新潟県魚沼市小平尾
着工年/完成年 1979年/2011年(予定)
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/発電
堤高 80.5m
堤長 225.0m
堤体積 314,000m3
総貯水量 12,400,000m3
有効貯水量 10,700,000m3
ダム湖名 未定
新潟県を縦断する大河川、信濃川の支流には、新潟県営の治水用ダムが数多く造られていて、日頃から洪水や渇水に対しての防衛に当たっています。広神ダムはその中でもっとも新しいメンバーで、建設中に新潟県中越地震の被害を受けて工期がやや遅れたものの、2010年11月現在、本体工事は終了し試験湛水が行われています。いわば信濃川防衛隊に加わるための最後の試験を受けている最中です。
広神ダムが設置されている和田川はすぐ下流で破間川と合流、その先で魚野川を経て信濃川に繋がっていて、広神ダムは破間川上流に造られた破間川ダムとタッグを組んで破間川、魚野川を守備範囲とすることになります。両ダムを比較してみると、堤高、堤長、堤体積、貯水容量といった基本スペックはすべて広神ダムが破間川ダムよりひとまわり小さく、まさに破間川ダムの弟分と言えるでしょう。
放流設備も破間川ダムと似た配置ですが、20年以上の時間を経て、非常用洪水吐はクレスト部のほぼ全面から流れ出る水を両岸の堤趾導流壁で受け止めるタイプとなり、また常用洪水吐はゲートレス化されるなど、省力低コストを追求した、いわゆる「自治体型、量産型ダム」に進化しています。