ダム名 三国川ダム(さぐりがわだむ)
ダム形式 センターコア型ロックフィルダム
河川名/水系名 三国川/信濃川水系
所在地 新潟県南魚沼郡六日町大字清水瀬
着工年/完成年 1975年/1992年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/発電
堤高 119.5m
堤長 419.5m
堤体積 6,900,000m3
総貯水量 27,500,000m3
有効貯水量 19,800,000m3
ダム湖名 しゃくなげ湖
三国川ダムは、建設省(現国土交通省)が平成4年に完成させた堤高約120mのロックフィルダムで、下流の地域の洪水調節や水道用水の安定供給などの目的を持っています。堤体は若干アーチ状をしているのが特徴で、右岸側に自然越流式の非常用洪水吐とそこから一段低くローラーゲートが設置され、またその奥には常用洪水吐の取水口と選択取水設備も備えています。ほとんどの洪水に対しては常用洪水吐と選択取水設備だけで対応できるので、非常用洪水吐を使用することはまずないとのことですが、春の雪解けの時期だけは洪水吐を自然越流する光景が見られるそうです。
右岸側にあるダム管理所の1階には展示施設があり、このダムの建設記録映画などを見ることができるほか、日曜日を除き堤体内の見学も行なっていて、係員の方についてダムの詳しい説明を聞いたり堤体内の各施設の見学ができます。この見学は非常にお勧めで、特に最大で毎秒30トンの放流能力がある選択取水設備の放流口を間近で見ることができます。取材日は毎秒約7トンの放流でしたが、想像を絶する音と風圧とで、正直私は腰を抜かしました。
そのほか、ダム湖であるしゃくなげ湖ではボートを貸し出していたり、堤体の上と下を結ぶ階段が遊歩道になっていたり、ダム直下の広場には屋外ステージやダムを見ながら入れる露天風呂があったり、夜間は毎日堤体のライトアップが行なわれていたり、いつ行っても楽しめる、非常に開放的なダムと言えます。