ダム名 山口貯水池(やまぐちちょすいち)
ダム形式 アースダム
河川名/水系名    /多摩川水系
所在地 埼玉県所沢市山口
着工年/完成年 1928年/1934年
用途 上水道用水
堤高 35.0m
堤長 690.9m
堤体積 1,400,000m3
総貯水量 20,649,000m3
有効貯水量 19,528,000m3
ダム湖名 狭山湖
山口貯水池は、東京に上水道用水を供給する目的で、隣の村山貯水池が完成した翌年の1927(昭和3)年に建設が始まり、7年後の1934年に完成しました。山口貯水池も村山貯水池と同じように多摩川から水を引いて貯水しますが、こちらは羽村取水堰より上流の小作取水堰から導水しています。貯水池の水は給水塔から東村山浄水場に送られ、都民の水道水として利用されます。
アースダムの堤体上は歩行者道として解放されていたようですが、1998年から耐震強化工事が行なわれており、2001年現在堤体付近は全面立入禁止、貯水池の水もほとんど抜かれて工事が進められています。堤体の右岸側に工事現場が一望できる展望台が設置されていて、一般に解放されています。右の写真はすべてそこから撮影したものです。山口貯水池の工事は2002年に終了する予定で、その後は引き続き村山貯水池の耐震工事が始められるようです。