ダム名 五十里ダム(いかりだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 男鹿川/利根川水系
所在地 栃木県塩谷郡藤原町大字藤原字タテ原
着工年/完成年 1941年/1956年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/発電
堤高 112.0m
堤長 261.8m
堤体積 468,000m3
総貯水量 55,000,000m3
有効貯水量 46,000,000m3
ダム湖名 五十里湖
鬼怒川支流の男鹿川に建設された五十里ダムは1956年に完成した堤高112mの重力式コンクリートダムで、上椎葉ダム(宮崎県)や佐久間ダム(静岡県)などとともに日本のハイダムの先駆けとも言える存在です。
堤体は極端に左岸側に寄った洪水吐が特徴で、クレスト部に非常用洪水吐として3門のローラーゲートが設置され、下部に常用洪水吐の放流口を備えています。また現在、さらに様々な放流状況に対応させるため常用洪水吐を増設する工事が2003年の完成を目指して進められているほか、すぐ隣の川治ダムと導水管で結び、両ダムの水を有効利用するための工事も行なわれており、堤体付近は完全に立入禁止となっています。
五十里ダムは完成してまもなく半世紀を迎えますが、当時の最高水準の技術力で造られたダムは今でも美しくそびえ立ち、堂々とした風格さえ感じます。