ダム名 小網ダム(こあみだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 鬼怒川/利根川水系
所在地 栃木県塩谷郡藤原町小網
着工年/完成年 1953年/1958年
用途 発電
堤高 23.5m
堤長 128.0m
堤体積 20,000m3
総貯水量 627,000m3
有効貯水量 260,000m3
ダム湖名 小網貯水池
小網ダムは栃木県が発電用に建設した小規模な重力式コンクリートダムで、川治ダムのある鬼怒川と五十里ダムのある男鹿川の合流地点のすぐ下流に設置されています。このダムで川治第二発電所の水を確保するほか、五十里ダムに併設された川治第一発電所の逆調整池としての機能も合わせ持っています。
ダムには発電用の取水口と3門の放流用ローラーゲート、そして右岸側には自然越流式の洪水吐が備わっています。堤体上は歩行者専用道になっていて、地元の人々が橋の代わりとして利用しているようです。取材した日は真ん中のゲートから少しだけ放流されていましたが、これは日常的な光景と思われます。