ダム名 岸利ダム(きしりだむ)
ダム形式 センターコア型ロックフィルダム
河川名/水系名 多摩川/多摩川水系
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
着工時/完成時 2時/3時半
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/暇つぶし
堤高 10.0cm
堤長 25.0cm
堤体積 3,750cm3
総貯水量 25,000cm3
有効貯水量 25,000cm3
ダム湖名 岸利湖
岸利ダムは、白丸ダム下流の鳩の巣渓谷の河原に造った堤高約10cmのロックフィルダムで、およそ1時間30分で完成しました。
堤体はそこらの石を集めて積み上げただけですが、一応中央部には細かい砂を詰めた遮水壁を持っています。しかしまったく役に立たず、堤体の漏水および地下への浸透水に悩まされました。右岸側には自然越流式の洪水吐が設置されていますが、これも役に立っていません。
その後、すぐ下流に第2岸利ダム(堤高約8cm)の建設を始め、こちらは30分ほどで完成しました。第2岸利ダムもロックフィルダムですが、遮水壁に平らな板状の石を使うという画期的な構造を採用しています。しかも上流の岸利ダムの経験を生かし、洪水吐は持たず下流への放流は堤体からの漏水を見込むという開き直ったコンセプトが特徴です。まさにダム業界に「一石を投じた」作品と呼べましょう。
その後、見に行ってませんが、建設の3日後くらいに東京地方ではげしい雷雨があったため、ダムの安否が気がかりなところです。