ダム名 村山下貯水池(むらやましもちょすいち)
ダム形式 アースダム
河川名/水系名    /多摩川水系
所在地 東京都東大和市清水
着工年/完成年 1916年/1927年
用途 上水道用水
堤高 32.6m
堤長 587.3m
堤体積 836,000m3
総貯水量 12,148,000m3
有効貯水量 11,843,000m3
ダム湖名 多摩湖
多摩湖の愛称で知られる村山貯水池は、急激に増加した東京の人口に対応する上水を供給するため、1916(大正5)年に下貯水池、翌年に上貯水池の建設が始められました。途中関東大震災の被害を受けながら、1924(大正13)年に上貯水池が完成、下貯水池は少し遅れたものの、上野〜浅草間の日本で最初の地下鉄と同じ1927(昭和2)年に完成しました。この貯水池の水は多摩川の羽村取水堰で取水され、導水管を通って運ばれて来ます。
多摩湖で何といっても有名なのが、貯水池の水を東村山浄水場に送る2基の給水塔です。この給水塔は当時の西洋建築の面影を色濃く残し、湖上に給水塔が浮かぶ光景は東京100景にも選ばれています。
堤体はやや急斜面のアースダムで、堤体上は歩行者道として解放されています。右岸側には小規模な洪水吐がありますが、この貯水池から水があふれるようなことは滅多にないでしょう。
貯水池周辺には、プロ野球西武ライオンズの本拠地である西武球場や西武遊園地などが隣接しています。西武球場は最近ドーム球場に改装され、森の向こうにドームが顔を出すという不思議な光景を見ることができます。貯水池の周囲はサイクリングロードや公園が整備され、自然も豊富で休日は多くの人が訪れます。