ダム名 月山ダム(がっさんだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 梵字川/赤川水系
所在地 山形県東田川郡朝日村上名川
着工年/完成年 1976年/2001年
用途 洪水調節、防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/発電
堤高 123.0m
堤長 393.0m
堤体積 1,160,000m3
総貯水量 65,000,000m3
有効貯水量 58,000,000m3
ダム湖名 あさひ月山湖
2001年に完成し、一躍東北地方を代表するダムとなった月山ダムは、下流の庄内地方の洪水調節や上水道用水の供給などを目的として建設された堤高123mの重力式コンクリートダムです。堤体は非常に近代的なデザインで、下流面にある巨大な半円形の模様がひときわ目を引きます。これはこのダムの所在地である朝日村の「朝日」と月山の「月」からイメージされたものだそうです。放流設備はクレスト部にラジアルゲートを備えた非常用洪水吐が2門、そこからの導流部がジャンプ台となっている下に、コンジットゲートからの放流口が2つ口を開けています。ほかに利水用の放流バルブも設置されていますが、このクラスのダムとしては全体的にシンプルな装備と言えるかも知れません。
ダムサイトは最近完成した他の巨大ダムに倣い非常に綺麗に整備されていて、あちこちに公園や展望スペースなどが設置されています。堤頂部も解放しているので自由に見てまわることができます。左岸側の堤体脇にはダムの管理所と展示施設を兼ねた建物が建っていて、一般の見学者向けに模型や映像機器が展示されています。
月山ダムは、その顔である下流側壁面に地域の象徴となるようなデザインを取り入れることにより、ダムと地元との結びつきという点において新たな可能性を提示したと言えるでしょう。これが新たなトレンドを生むのかどうか、これから造られるダムに注目していきたいと思います。