ダム名 葛野川ダム(かずのがわだむ)
ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名/水系名 土室川/相模川水系
所在地 山梨県大月市七保町大字瀬戸字小金沢土室
着工年/完成年 1991年/1999年
用途 発電
堤高 105.2m
堤長 263.5m
堤体積 622,000m3
総貯水量 11,500,000m3
有効貯水量 8,300,000m3
ダム湖名 松姫湖
相模川のはるか上流、山梨県大月市北部に1999年に完成した葛野川ダムは、揚水式として世界最大、714mもの有効落差を持つ東京電力葛野川発電所の下部ダムとして建設されました。
堤高は105mと比較的大きなダムで、放流設備は2門のクレストゲート、中央に1門のコンジットゲート、表面取水設備から発電所を経由した利水放流口を備えています。そのデザインは一見するとシンプルなものですが、段違いになっている導流部の擁壁など、細かいところにデザイナーのこだわりを感じることができます。
ダムは大月と奥多摩を結ぶ国道139号線の松姫峠付近に位置していて、すぐ下流には山梨県が多目的ダムである深城ダムを建設中です。山を挟んだ隣の塩山市には上部ダムの上日川ダムがあり、発電所は両ダム間の山中に設置されています。
葛野川発電所は平成13年5月現在、40万kWの発電機が2台稼動していますが、2010年までにあと2台発電機を設置し、完成すると合計で最大160万kWという、中形の火力発電所と同等の発電能力を持つようになります。